そもそも〇〇時代って何なのよ!

用語

 日本の時代区分として弥生、平安、明治、令和などがありますが、これらが何を基準に決まっているのか調べてみたので、ざっくり解説していきます。

〇〇時代は3パターン

 まず、旧石器、縄文、弥生時代は主に人々の生活の仕方によって決まっています。旧石器時代は石などを用いて大型の哺乳類を狩って生活していました。縄文時代は粘土を焼いて作った土器を用いて小さなコミュニティを形成して生活していました。弥生時代は稲作が伝わりある程度安定して食料を確保できるようになり定住生活をしていました。

 次に、飛鳥、奈良、平安、鎌倉、室町、安土桃山、江戸時代についてです。この頃は政権のある場所によって決まっています。現在は東京が日本の首都ですが、これらの時代はその時代の名前になっているのが首都のような場所だったと言うことです。
 ちなみに現在の都道府県名に直すと、奈良県(飛鳥)、奈良県(奈良)、京都府(平安)、神奈川県(鎌倉)、京都府(室町)、東京都(江戸)となります。

 最後に明治、大正、昭和、平成、令和時代についてです。この時代は元号によって決まっています。元号はそもそも7世紀ごろから使われていたようですが、明治以降はそれを用いるようになったようです。明治以降の元号は天皇の入れ替わりに合わせて新しい元号に変わるルールがあります。

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